【5月27日 AFP】サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は26日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でグループステージを突破するためには、インテンシティー(激しさ)とクオリティー(質)を調和させなければならないと語った。日本は、27日にキプロス代表との親善試合を控えている。

 6月14日に行われるW杯チーム初戦のコートジボワール戦にコンディションのピークを合わせると明かしたザッケローニ監督だが、日本らしい戦う心だけでは足りないと警鐘を鳴らした。

 キプロス戦前日の記者会見でザッケローニ監督は、「当たり前だが、W杯ではわれわれよりも質の高いチームがいる。インテンシティーとともに質も求めていかなければならない。インテンシティーだけでは成し遂げられない。トップチームを倒したいと思うのであれば、質の高さと正常な精神状態は非常に重要だ」とコメントした。

「コートジボワール戦で100パーセントになるように、最初の試合にピークを合わせるようにすべてを組んでいる」

 一方でキプロス戦に向けて指揮官は、「重要なテスト。どこに手を加えれば良いか考える。キプロスはギリシャと似ている。しっかり守り、積極的だ」とコメントした。(c)AFP