【6月11日 AFP】第二次世界大戦で荒廃した欧州が復興していくなか、1950年にサッカーW杯ブラジル大会が開催され、大会の象徴となったマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)が建設された。

 この大会でイングランドはW杯初出場を果たしたが、米国に0-1で屈辱的な敗戦を喫し、大会からはやばやと姿を消した。

 決勝リーグでスウェーデンを7-1、スペインを6-1で圧倒したブラジルは、マラカナンに史上最多記録となる観衆を集めたウルグアイとの決勝戦を迎えたが、試合はブラジルがまさかの敗戦を喫する事態となった。

 ブラジルは後半2分にアルビノ・フリアカ(Albino Friaca Cardoso)の得点で先制したが、ウルグアイはフアン・スキアフィーノ(Juan Schiaffino)とアルシデス・ギジャ(Alcides Ghiggia)の得点で逆転に成功し、2度目のW杯優勝を成し遂げた。(c)AFP