【1月26日 AFP】カンボジア中部のコンポントム(Kampong Thom)州で25日、結婚披露宴の会場に手りゅう弾が投げ込まれ、9人が死亡したほか、新郎新婦を含む30人が負傷した。同州の警察幹部が26日、明らかにした。

 AFPの電話取材に応じた警察幹部によると、手りゅう弾は招待客らがダンスを楽しんでいたところに投げ込まれ、犠牲者には7歳と14歳の少女2人も含まれていた。 新婦は金属片が当たった大腿(だいたい)部を骨折し、新郎は手を負傷した。

  警察は犯行について、三角関係のもつれから嫉妬した男の犯行とみている。同警察幹部は、新婦に恋愛感情を抱き、結婚を阻止しようとしていた男を容疑者とみて捜査を進めているが、今のところこの事件に関連して身柄を拘束された者はいないと話した。(c)AFP