男性がサメに襲われ片脚失う、仏レユニオン島
発信地:レユニオン島/フランス領南方・南極地域
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【10月28日 AFP】インド洋上のフランス海外県レユニオン(Reunion)島のエタンサル(Etang-Sale)で26日、海岸近くで波乗りをしていた男性(24)がサメに片脚を食いちぎられた。男性は病院に搬送されたものの、予断を許さない容態だという。
当局の発表によると、男性はボディーボードに乗っていたところサメに襲われ、太ももから先の右脚を失った。現場は浜から約20メートル沖だったという。
今年レユニオン沖ではサメの襲撃による死亡例がこのほか2件報告されている。最近犠牲になった地元の男性は、サメよけがある区域の外にいたという。当局は浜に行く際には極力警戒するよう呼び掛けた。
ここ数年サメの襲撃が急増した原因をめぐっては、海に流されている廃水の増加がサメを引き寄せているとの意見がある一方、漁獲が禁止されている海洋保護区を問題視する向きもある。(c)AFP/Idriss ISSA