【4月6日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)は5日、ワールドグループ準々決勝が各地で行われチェコはカザフスタンに2連勝した。

 初顔合わせとなったチェコのルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)とカザフスタンのアンドレイ・ゴルベフ(Andrey Golubev)の対戦は、世界ランク63位のロソルが試合時間2時間41分で同205位のゴルベフを4-6、6-4、6-2、7-6で退けた。

 第1セットではゴルベフが第5ゲームでロソルのサービスゲームをブレークすると、そのままリードを守って42分間で第1セットを先取する。

 静かな展開が続いた第2セットでは、第10ゲームでようやくロソルがサービスブレークに成功。1時間15分をかけて第2セットを奪い、セットカウントをタイに戻した。

 続く第3セットは勢いに乗ったロソルが序盤にリードを奪って難なく2セットを連取するも、第4セットではゴルベフに2ゲームを奪われてしまう。しかし、第10ゲームでブレークを獲得したロソルがタイブレークに持ち込むと、最後はロソルが競り勝って試合をものにした。

 第1試合ではチェコのヤン・ハジェク(Jan Hajek)が地元の後押しを受けたカザフスタンのミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin)を6-3、6-2、6-4とストレートで下してチームにリードをもたらし、両者の通算対戦成績を1勝1敗とした。(c)AFP