【3月23日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選は22日、各地で行われ、グループCのドイツは3-0でカザフスタンで勝利した。

 特筆すべき戦いぶりはなかったものの、カザフスタンの反撃にあうこともなくドイツが完勝を収めた。

 前半20分にバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)のゴールで先制したドイツは、直後の同22分にマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)の追加点でリードを広げた。さらに後半29分、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)がダメ押しの3点目を決めてカザフスタンを突き放した。

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、「勝つことが重要だった。前半で勝負が決まり、後半に入ってペースダウンしてしまったが、勝利したことに意味がある」とコメントした。

 一方でゲッツェは、「とても厳しい試合だったね。相手は深いところでプレーしていたから、あまりスペースを与えてくれなかった。序盤に先制し、追加点を挙げられたのはすごくよかった。それによって安心感が生まれた」と苦しみながら手にした勝利だったと内容を振り返った。

 勝ったドイツは5試合を終えて勝ち点を13とし、敗れたカザフスタンは勝ち点1となっている。(c)AFP