【6月4日 AFP】(記事更新、写真追加)2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)アジア最終予選は3日、各地で行われ、日本は3-0でオマーンに勝利した。

 日本は前半12分にCSKAモスクワ(CSKA Moscow)に所属する本田圭佑(Keisuke Honda)が左サイドの長友佑都(Yuto Nagatomo)のクロスにボレーで合わせて先制するなど、前後半の早い時間帯に得点して快勝した。

 Jリーグ1部(J1)で2度の得点王を獲得した前田遼一(Ryoichi Maeda)が後半6分に左サイドの崩しから追加点を挙げた日本は、その3分後に前田のシュートのこぼれ球を岡崎慎司(Okazaki Shinji)が詰め、3-0とした。

 日本は90分間試合の主導権を握り続け、オマーンの枠内シュートを前半終了間際の1本に抑えるなど、ほぼチャンスを作らせることもなかった。

 本田は試合後に「硬かったが勝ちたいと思っていたし、それができて良かった。得点は狙っていた。あのゴールでリラックスできたと思う」と振り返った。

 またジュビロ磐田(Jubilo Iwata)でプレーする前田は「その前にヘディングシュートを外してたので、絶対に決めたかった。次もまた取りたい」とコメントしている。

 日本を指揮するアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は「初戦を勝つことが大切だった。次の2試合もいい感じで迎えることができる。スタジアムに多くのサポーター来て、そのおかげでチームが集中できた」と語っている。

 同日行われたグループBのもう1試合では、ヨルダンとイラクが1-1で引き分けた。日本は、8日にヨルダンと対戦する(c)AFP