【10月9日 AFP】9日行われる11F1第15戦日本GP(Japan Grand Prix 2011)決勝のスターティンググリッドが8日、発表され、同日行われた予選で10番手につけていたザウバー(Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)が、規定により7番手に昇格した。

 小林は、最終予選でタイム計測をしなかった4名のドライバーの中の1人だったが、2011年のF1規則上では予選でタイム計測を行わなかったドライバーが複数いる場合、1.予選タイムを記録しようと試みていたドライバー、2.計測ラップを開始できなかったドライバー、3.計測期間中にピットを離れることができなかったドライバー、という条件で順位が決定されると記されている。

 この規則に基づき、予選7位だったメルセデスGP(Mercedes GP)のミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher、ドイツ)、同8位だったロータス・ルノーGP(Lotus Renault GP)のブルーノ・セナ(Bruno Senna、ブラジル)、同9位だったロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフ(Vitaly Petrov、ロシア)のグリッドが1つずつ後退し、小林は7番グリッドに昇格した。(c)AFP

予選の結果
ベッテル 今季12度目のPP 小林10番手、F1日本GP

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