【7月31日 AFP】(一部更新)シリアで31日、民主化要求デモ中心地の中部ハマ(Hama)で軍がデモ隊に発砲し、少なくとも100人が死亡した。

 英国を拠点とする「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)氏は、「軍と治安部隊がけさハマに入り、民間人に向かって発砲した。100人が死亡し、負傷者も出ている」と語った。

 また、同氏によると、中部ホムス(Homs)とその周辺では、少なくとも47人が死亡した。
 
 同団体によると、3月に反体制デモが発生して以降の衝突による死者数は民間人1583人以上、治安部隊369人以上に上っている。(c)AFP