【6月8日 AFP】サッカー欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)は7日、各地で予選が行われ、アゼルバイジャンを3-1で下したドイツが、グループAで2位との勝ち点差を10とした。

 ドイツは前半30分にメスト・エジル(Mesut Ozil)のゴールで先制すると、同41分にマリオ・ゴメス(Mario Gomez)が追加点、後半ロスタイムにはアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)が駄目押しとなる3点目を決めた。これで7戦全勝としたドイツは、ポーランドとウクライナの共同開催で行われる本大会出場がほぼ決定的となった。

 メンバーの欠員が出る中アゼルバイジャンの首都バクー(Baku)を訪れたドイツだったが、チーム最年長で主将のフィリップ・ラーム(Philipp Lahm、27)が試合に出場し、若手選手らの活躍で快勝した。この試合で代表での通算出場試合を80としたラームは「27歳でチーム最年長の出場選手だなんて信じられない。ただ、それはチームの若手選手の層の厚さを示しているんだ」と語った。

 また同日行われたグループEの試合では、スウェーデンがズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)のハットトリックなどでフィンランドを5-0と圧倒した。イブラヒモビッチは前半31分、35分に立て続けに得点を奪うと、後半8分にハットトリックを達成した。(c)AFP