【10月10日 AFP】(写真追加)10F1第16戦の日本GP(Japanese Grand Prix 2010)は10日、三重県の鈴鹿サーキット(Suzuka circuit)で決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたレッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel、ドイツ)が1時間30分27秒323で優勝し、今季3勝目、通算8勝目を挙げた。

 2位には0.9秒遅れでドライバーズ選手権首位のマーク・ウェーバー(Mark Webber、オーストラリア)が入り、レッドブルは今季3度目のワンツーフィニッシュを果たした。

 3位はフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso、スペイン)。4位にはジェンソン・バトン(Jenson Button、英国)、5位にはルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton、英国)のマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)勢が続いた。

 この結果、ドライバーズ選手権は220ポイントでウェーバーが首位を守った。2位には206ポイントでアロンソ、3位にはアロンソと同ポイントで日本GPを2連覇したベッテルがつけた。ハミルトンは192ポイントとし、3位から4位に後退した。昨季王者のバトンは189ポイントで5位のまま。

 BMWザウバー(BMW Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi、日本)は7位入賞、HRT(イスパニア・レーシング、Hispania Racing Team)の山本左近(Sakon Yamamoto、日本)は16位だった。(c)AFP