【9月24日 AFP】パラグアイのフェルナンド・ルゴ(Fernando Lugo)大統領(59)をめぐる父子認知訴訟で、大統領が2歳の男児の実父かどうかを確かめるため行われた3件のDNA鑑定のすべてで、血縁関係はないとする結果が出た。

 DNA鑑定は、息子の父親がルゴ大統領だと主張するダミアナ・モーラン(Damiana Hortensia Moran)さんの訴えを受け、裁判所が大統領に命じたもの。鑑定は、前月採取されたルゴ大統領のDNAサンプル3本を使って米国の研究所で実施されたが、裁判所は23日、最後のサンプルでも大統領がこの男児の実の父親ではないとの結果が出たと発表した。

 鑑定結果を受け、モーランさんは裁判所の外で報道陣に対し「今後のことは弁護士と相談して決める」と述べたが、大統領の弁護人マルコス・ファリーナ(Marcos Farina)氏は、モーランさんの「信ぴょう性はますます低くなった」と述べ、ただちに免訴を求めた。

 ルゴ大統領は前年、別の女性(26)に訴えられ、現在3歳になる子どもを認知した。その後、モーランさんを含む2件の父子認知訴訟が起こされたが、このうち大統領が使用人として雇っていた女性は最近になって訴えを取り下げている。

 裁判所は「DNA鑑定が行われない場合は、裁判所判断により子どもをルゴ大統領の実子とし、ルゴの姓を名乗るものとする」と決定していた。(c)AFP

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