【4月7日 AFP】米歌手マドンナ(Madonna)さんが6日、マラウイの首都リロングウェ(Lilongwe)近郊のChinkhotaで、自身が財政援助する女学校「レイジング・マラウイ・アカデミー・フォー・ガールズ(Raising Malawi Academy for Girls)」の本格的な着工を記念する式典に出席し、礎石を置いた。

 教育関係者や近隣住民が集まった式典で「この国の発展を支える女性指導者を育てることが私の夢だった」と語ったマドンナさんは、校名とモットーである「夢に挑む(Dare to Dream)」の言葉が刻まれた礎石を置いた。

「私は母親と貧しい少女時代を過ごした。良い教育を受ける機会はなかった。マラウイの少女たちにまっとうな教育を受けてもらいたい」こう語ったマドンナさんは、この学校で学んだ少女たちが大学に行き、医者、弁護士、そしてこの国の未来の指導者になるのを夢見ているという。

 マドンナさんはさらに、通信機器大手エリクソン(Ericsson)と共同で、子どもたちがインターネットを通じて世界中の子どもたちと触れ合うプロジェクト「コネクト・トゥ・ラーン(Connect to Learn)」も発足させた。

 マドンナさんは、実娘ローデス(Lourdes)さんとマラウイから養子に迎えた2児とともにマラウイを訪れている。(c)AFP/Felix Mponda

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