【3月22日 AFP】ノルディックスキー・ジャンプのフライング世界選手権(FIS Ski-Flying World championship 2010)は20日、スロベニアのプラニツァ(Planica)で個人の後半が行われ、シモン・アマン(Simon Ammann、スイス)が合計935.8点で初優勝した。

 アマンは4回目にビョルン・アイナル・ロメレン(Bjoern Einar Romoeren、ノルウェー)が保持する世界記録にあと2.5メートルに迫る236.5メートルを記録した。

 アマンは2010年バンクーバー冬季五輪では個人2冠を達成し、W杯では初の総合優勝を果たしている。

 2位には同910.3点でグレゴア・シュリレンザウアー(Gregor Schlierenzauer、オーストリア)が、3には同894.0点でアンデシュ・ヤコブセン(Anders Jacobsen、ノルウェー)が入った。

 日本勢は葛西紀明(Noriaki Kasai)の12位が最高で、伊東大貴(Daiki Ito)が20位だった。(c)AFP