【2月19日 AFP】ハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)が18日早朝、大雨に見舞われ、前月の大規模な地震の被災者らが暮らす避難キャンプでは、テントに水が浸入するなどの被害が多発、雨を避ける場所を求める人々の間で争いもおきている。

 キャンプ内のテントは毛布や木ぎれ、防水布などでできているが、夜のうちにすでに降った雨が浸水してきたため、人々はテントの周囲に溝を掘って排水しようとしている。

 援助関係者はキャンプの状態について、すでに重大な健康リスクを引き起こしていると警告している。国連(UN)当局は、雨期の到来を控え、避難所と公衆衛生の2点が重大な懸念だとしている。(c)AFP