【11月19日 AFP】(写真追加、記事更新)2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)アフリカ予選プレーオフ、アルジェリア対エジプト。試合はアルジェリアが1-0で勝利し、本大会出場を決めた。

 アフリカ最終予選で勝ち点と得失点差で並び迎えたプレーオフは、前半40分にアンタル・ヤヒア(Antar Yahia)が得点を決めてアルジェリアが勝利を収めた。

 4万5000人で満員となったアル・メレイフ・スタジアム(Al-Merreikh)で行われた試合は、14日にカイロ(Cairo)で行われた同予選最終戦でアルジェリアのチームバスが襲撃されたため厳戒態勢の中で行われ、事件が起きることなく試合終了を迎えた。

 14日の試合でエジプトは、後半ロスタイム5分にエマド・メタエブ(Emad Moteab)が得点を決めてプレーオフに持ち込み、20年ぶりのW杯出場に望みをつないだが、アルジェリアが1986年メキシコ大会以来の本大会出場を決め、アフリカからはアルジェリア、開催国の南アフリカ、カメルーン、ガーナ、コートジボワール、カメルーンが本大会に出場することとなった。(c)AFP