【10月27日 AFP】マラウイの首都リロングウェ(Lilongwe)郊外で26日、女学校の起工式が行われ、米歌手マドンナ(Madonna)さん(51)が出席した。マドンナさんは同校の建設に財政援助を行っている。

 起工式には約1000人が参加。13歳の長女ローデス(Lourdes)さんとともに出席し、ケーキカットや記念植樹を行ったマドンナさんは語った。

「家族や地域のために一生懸命働くマラウイの女性たちを見て、いかに彼女たちに教育を受ける権利があるかということに気付いた」
 
 レイジング・マラウイ女学校(Raising Malawi Girls Academy)と名付けられた同校のパンフレットには、未来の女性指導者の育成を目指すとうたわれている。28の地域から経済的に貧窮した少女2人ずつを集めるなど生徒は約500人になる予定で、これまで同国では重視されてこなかった数学や科学を中心に教えるという。

 マドンナさんは、南アフリカに同様の学校を建設した女性テレビ司会者オブラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)さんをモデルにした。

 完成は2年後を予定している。(c)AFP/Felix Mponda

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