【10月15日 AFP】ホンジュラスのロベルト・ミチェレッティ(Roberto Micheletti)暫定大統領は14日、6月に軍事クーデターで国外に追放されたホセ・マヌエル・セラヤ(Jose Manuel Zelaya)大統領の復職をめぐる協議について、セラヤ氏側との合意には至っていないと発表した。協議をめぐっては、セラヤ氏側の代表がこの発表に先立ち、合意に達し、あとはセラヤ氏とミチェレッティ氏による承認待ちだと発表していた。

 ミチェレッティ氏は、「彼ら(交渉代表団)は議会に対し、(セラヤ氏の)復職が可能かどうかを決定するよう求めた。だが、それは法的な問題であり、(決定を下すのは)最高裁判所だ」と語った。暫定政権側が発表した声明によると、最終合意には依然として至っておらず、協議は15日も継続するという。(c)AFP