【10月4日 AFP】(写真追加)09F1第15戦日本GP(Japanese Grand Prix 2009)決勝。ポールポジションからスタートしたレッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が、1時間28分20秒443で第8戦英国GP(British Grand Prix 2009)以来となるシーズン3勝目を挙げた。

 2位にはトヨタ(Toyota)のヤルノ・トゥルーリ(Jarno Trulli)が、3位にはマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が入った。

 この結果、ベッテルはドライバーズ選手権争いで首位に立つブラウンGP(Brawn GP)のジェンソン・バトン(Jenson Button)との差を16ポイントまで縮め、タイトル獲得に望みをつないだ。

 ドライバーズポイントで総合首位のバトンは8位、総合2位のルーベンス・バリチェロ(Rubens Barrichello)は7位だった。バトンは決勝で獲得したポイントがパリチェロより5ポイント上回っていればドライバーズ選手権獲得が決まっていたが、バリチェロとの差を1ポイント詰め寄られた結果となった。

 シーズン2戦を残りしたところで、合計85ポイントでバトンが首位、合計71ポイントでバリチェロが2位、合計69ポイントでベッテルが3位につけている。

 ブラウンGPは、コンストラクターズ選手権獲得が決まるまであと1ポイントとした。

■最終結果

1位:セバスチャン・ベッテル/レッドブル - 1時間28分20秒443
2位:ヤルノ・トゥルーリ/トヨタ - 1時間28分25秒320
3位:ルイス・ハミルトン/マクラーレン・メルセデス - 1時間28分26秒915
4位:キミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)/フェラーリ(Ferrari) - 1時間28分28秒383
5位:ニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)/ウィリアムズ(Williams) - 1時間28分29秒236
15位:中嶋一貴/ウィリアムズ

(c)AFP