【10月4日 AFP】09F1第15戦日本GP(Japanese Grand Prix 2009)の予選後、ドライバーズタイトル争いで総合首位に立つジェンソン・バトン(Jenson Button、英国)ら6名のドライバーに5グリッド降格処分が下された。

 これを受け、国際自動車連盟(Federation Internationale de l'AutomobileFIA)は、4日に行われる同GP決勝のスターティンググリッド発表を開始1時間前まで行わないことを発表した。

 3日に行われた予選でトヨタ(Toyota)のティモ・グロック(Timo Glock、ドイツ)のクラッシュにより提示された黄旗を無視し、減速しなかったため、ブラウンGP(Brawn GP)のジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ(Rubens Barrichello、ブラジル)に処分が科された。予選でバトンは7位、バリチェロは5位だった。

 同じ理由でルノー(Renault)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso、スペイン)、フォースインディア(Force India)のエイドリアン・スーティル(Adrian Sutil、ドイツ)にも処分が下された。予選でアロンソは12位、スーティルは4位だった。

 アクシデントにより損傷したマシンでピットに戻ろうとしたトロ・ロッソ(Toro Rosso)のセバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi)は、他のマシンを妨害したとし、フォースインディアのビタントニオ・リウッツィ(Vitantonio Liuzzi、イタリア)はギアボックスの交換により処分された。(c)AFP

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