【9月18日 AFP】国家防御法に違反したとして一審で有罪判決を受けたミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さん(64)の控訴審が18日、ヤンゴン(Yangon)管区裁判所(高裁に相当)で行われた。

 裁判は、検察側とスー・チーさん弁護団側の双方が最終陳述を行った後、判決言い渡しを10月2日に行うことを決めて、結審した。

 控訴審に先立ち、スー・チーさんが申請していた出廷許可は、却下されている。

 スー・チーさんは、自宅前の湖を泳いで渡ってきた米国人男性を自宅に入れ、自宅軟禁の条件に違反したとして、8月11日に懲役3年を言い渡された。その後、自宅軟禁18月に減刑されたが、スー・チーさん側は、判決を不服として控訴していた。(c)AFP