【9月2日 AFP】大統領官邸の前でサルにおしっこをかけられるという「屈辱」を味わったザンビアのルピヤ・バンダ(Rupiah Banda)大統領が、サルたちの「強制移住」を公園の管理者に要請したと、関係者が1日明らかにした。

 首都ルサカ(Lusaka)の大統領官邸の敷地内には、200匹以上のサルが暮らしている。大統領はこのほど、ムンダワンガ植物園(Munda Wanga Botanical Gardens)に対し、大部分をルサカの外の公園に移すよう要請。これまでに61匹が人道的に「転出」させられたという。

 2か月前、大統領官邸の前で報道陣のインタビューに答えていた大統領は、サルの群れの中の1匹からおしっこをかけられた。大統領はこのサルををしかりつけるとともに、最大野党「愛国戦線(Patriotic FrontPF)」のマイケル・サタ(Michael Sata)党首を指して「こいつをミスター・サタに、昼食として進呈しようかな」とジョークを飛ばした。(c)AFP


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