【3月30日 AFP】米歌手マドンナ(Madonna)さん(50)が、2人目の養子縁組の申請を行うため、29日マラウイに到着した。

 マドンナさんは娘のローデス・マリア・チッコーネ・レオン(Lourdes Maria Ciccone Leon)さん(12)やスタッフとともに、プライベートジェット機で首都リロングウェ(Lilongwe)のカムズ(Kamuzu)国際空港に到着。4台の車でChinkhota村へと向かった。待ち受けた報道陣に対し、養子縁組に関するコメントはなかった。

 マドンナさんの弁護士は30日に裁判所に養子縁組の申請を行う予定。

 マドンナさんが養子に迎えようとしているのは3歳の女の子、マーシー・ジェームズ(Mercy James)ちゃん。マドンナさんが2006年に1人目の養子デービッド・バンダ(David Banda)くんを迎えるために同国を訪れた際に出会ったという。

 英国の報道では、マーシーちゃんの祖母は、養子縁組に反対しており、マーシーちゃんが6歳になった時点で親権を得ることを希望している。

 今回の養子縁組には、デービッドくんのときと同じように批判的な意見が出ている。マラウイの慈善団体「Eye of the Child」は、子どもたちを守る法律の強化を政府に求め、英国の慈善団体「Save the Children」は子どもたちにとって生まれた国で育つのが一番だと主張し、有名人に養子縁組の前に熟考するよう求めている。(c)AFP