【10月25日 AFP】マダガスカルでは、大規模な地下光ケーブルを敷設する準備が進められている。このケーブルは全長1万3000キロの海底光ケーブルとつながり、同国と南アフリカ、モザンビーク、タンザニア、ケニア、インド、中東、欧州を大容量の高速ネットワークで結ぶ。

 南西部沿岸の町トゥレアル(Tulear)と内陸部を結ぶ道路沿いのサカラハ(Sakaraha)でも、ケーブルを敷設するための溝を掘る作業が沿道で進められている。労働者の日当はわずか2ドル(約200円)だ。

 世界銀行(World Bank)が4億2400万ドル(約420億円)を融資するアフリカ地域の通信インフラ計画「Africa Regional Communications Infrastructure Program」では、10年以内に東アフリカと南部アフリカ諸国の主要都市すべてに高速ネットワークを整備することを目指している。(c)AFP