【8月18日 AFP】ロシアとグルジアの軍事衝突で大きな被害を受けた南オセチア自治州の州都ツヒンバリ(Tskhinvali)では17日、支援食糧の配給が始まり、帰還する避難民を乗せたバスが見られるなど、日常生活が少しずつ戻りつつある。

 営業を再開した店もあるが、略奪の恐れから、客の要請に基づいて数時間だけ開店するような状態だ。

 ツヒンバリ中心部で5年前から食料品店を営む女性は、「略奪者はあらゆる物をただで手に入れようとする。同胞が略奪行為をはたらきスーパーマーケットに放火している」と訴えた。

 一方、ロシア軍は戦車、りゅう弾砲、対空砲などを次々と南オセチアに配備し、兵士も3万人程度まで増員している。(c)AFP