【6月12日 AFP】2004年にアテネ五輪を目指してローラースケートで旅をしたイラン人のスポーツファン、Majid Charheshtさん(33)が、今年は北京五輪を目指し馬に乗って中央アジアを横断中だ。Charheshtさん本人がAFPに伝えた。

 五輪旗を掲げ、白い馬に乗って現れたCharheshtさん。7500キロの旅の途中、隣国のキルギスタン(Kyrgyzstan)に入る前に、ウズベキスタンの首都タシケント(Tashkent)でつかの間の休息を取った。

 武術の優勝経験を持つCharheshtさんは、イランのマシャド(Mashhad)を1か月前に出発。トルクメニスタンからウズベキスタンへと旅を続けてきた。今回の試みが世界に平和をもたらすことを願っている。

「ウズベキスタンで受けたもてなしに驚いた。道端でキャンプをしようとするといつも、地元の人々が家に招き入れてくれたのです」。イラン外交官の歓迎を受けた地、タシケントで語った。(c)AFP