【6月9日 AFP】アルジェリアの首都アルジェ(Algiers)東部のラハダリア(Lakhdaria)で、連続爆弾攻撃があり、治安部隊の隊員、フランス人技術者とその運転手を含む12人が死亡した。アルジェリア治安当局が8日、発表した。

 爆発があったのはこの技術者が所属していたフランス企業の作業現場近くで、技術者の乗った車両が現場を離れる際に最初の爆発が起こり、技術者は重体。技術者と運転手らの救出に人々が集まった際に2度目の爆発が起きた。

 いずれの攻撃もイスラム過激派、イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQMI)が犯行声明を発表した。AQMIは「布教と聖戦のためのサラフ主義集団(GSPC)」と名乗っていたが、07年に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者、ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者への忠誠を示し現在の名称に改名した。(c)AFP