【4月25日 AFP】(写真追加)北京五輪の聖火は25日、リレーが行われる長野市に到着した。聖火の到着に合わせ、チベット(Tibet)支持派や中国で非合法化されている気功集団「法輪功」(Falun Gong)のメンバーらが抗議活動を行った。

 長野市内では、法輪功のメンバー数百人がブラスバンドを引き連れ中国政府に対する抗議デモを行った。警察官数十人が厳重に監視する中、黄色のTシャツを着た法輪功メンバーは中国政府を非難する横断幕を掲げて行進した。

 また、聖火や随行団などを運ぶバスが長野に向かう途中に立ち寄った高速道路のサービスエリアで、少なくとも2人がチベット旗を振る抗議活動を行った。そのうちの1人は、報道陣に対し日本もチベットを支援していることを示すために行なったと語った。これに対し、聖火に同行している中国人旅行者らは中国国旗を振って対抗した。(c)AFP/Kyoko Hasegawa