【12月10日 AFP】ボリビアのチキトス(Chiquitos)地方にあるイエズス会(Jesuit)伝道施設のバロック様式の建物群は、1749-1752年に建てられ、1987-1993年に修復された。

 イエズス会は1691年、現在のアルゼンチンやパラグアイ、ブラジル、ボリビア、ウルグアイにあたる地で、「文明化」とローマカトリック布教を目的に伝道活動を開始。同会は布教が現地住民をスペイン、ポルトガル両王朝の使節団による奴隷貿易や残酷な搾取、その結果の絶滅から救うと考えていた。(c)AFP