【11月20日 AFP】ミャンマー軍事政権による民主化デモの武力鎮圧をめぐってアジア各国の首脳らが同軍政と向き合う準備を進めるなか、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー（Aung San Suu Kyi）さんが19日、軍政のアウン・チー（Aung Kyi）副労働相と会談した。

　政府関係筋は匿名で、スー・チーさんがアウン・チー副労働相と1時間面会したことを明らかにした。同副労働相は軍政からスー・チーさんとの連絡担当係として任命されている。

スー・チーさんとアウン・チー副労働相が会談するのは、9月の民主化要求デモへの武力鎮圧で国際社会から激しい非難を浴びた直後に同副労働相が連絡担当係として任命されてから、今回で3度目。

スー・チーさんが率いる野党国民民主連盟（National League for Democracy、NLD）の報道官は面会についてはまだ何も情報を得ていないと説明した。(c)AFP