【10月6日 AFP】欧州のアリアンスペース(Ariane Espace)は5日、日本時間6日午前7時2分、フランス領ギアナのクールーにあるギアナ宇宙センター(Spatial Center of French GuianaSCFG)から、大型ロケット「アリアン5(Ariane 5)」による米国およびオーストラリアの通信衛星各1機の打ち上げに成功した。同ロケットの打ち上げは今年に入って4回目、計34回目となった。

 今回打ち上げられた2機はいずれも米オービタル・サイエンス(Orbital Sciences)が開発したもので、国際商業通信衛星「インテルサット11号(Intelsat 11)」は、中南米向けに衛星放送と情報通信サービスを提供し、オーストラリアの通信会社オプタス(Optus)の商業通信衛星Optus D2は、衛星放送、インターネット通信、情報通信サービスをオーストラリアとニュージーランドに提供する。(c)AFP