国連特使がミャンマー入り、反政府デモ主導者との対話を求める
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【9月29日 AFP】ミャンマー軍事政権への反政府デモに対する武力鎮圧が続くなか、国連特使としてイブラヒム・ガンバリ(Ibrahim Gambari)事務総長特別顧問が29日、ヤンゴン(Yangon)入りする。
国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、軍事政府とデモ主導者との対話の場を設けることを目指してガンバリ氏を派遣した。また、米国はミャンマーの軍事政権に対し、ガンバリ氏とミャンマーの民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの面会の許可を求めている。
ガンバリ氏は滞在中のシンガポールのホテルで記者団に対し、事務総長から軍事政権の指導者へのメッセージを届けることを明らかにした。
「このメッセージは、安全保障理事会(Security Council)や東南アジア諸国連合(Association of South-East Asian Nations、ASEAN)からのものでもある。実りの多い訪問となることを期待している。あらゆる面での進展を報告したい」と述べた。
国連人権理事会(UN Human Rights Council)は10月2日にジェノバ(Geneva)でミャンマー情勢についての特別会合を開く予定となっている。
ミャンマー国内では、28日にはインターネット接続がほぼ遮断され、デモ弾圧にかんする映像や写真、報告の国外への発信が滞っている。一方、各国のミャンマー大使館の前には、武力制圧に抗議する人々が集結している。(c)AFP
国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、軍事政府とデモ主導者との対話の場を設けることを目指してガンバリ氏を派遣した。また、米国はミャンマーの軍事政権に対し、ガンバリ氏とミャンマーの民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの面会の許可を求めている。
ガンバリ氏は滞在中のシンガポールのホテルで記者団に対し、事務総長から軍事政権の指導者へのメッセージを届けることを明らかにした。
「このメッセージは、安全保障理事会(Security Council)や東南アジア諸国連合(Association of South-East Asian Nations、ASEAN)からのものでもある。実りの多い訪問となることを期待している。あらゆる面での進展を報告したい」と述べた。
国連人権理事会(UN Human Rights Council)は10月2日にジェノバ(Geneva)でミャンマー情勢についての特別会合を開く予定となっている。
ミャンマー国内では、28日にはインターネット接続がほぼ遮断され、デモ弾圧にかんする映像や写真、報告の国外への発信が滞っている。一方、各国のミャンマー大使館の前には、武力制圧に抗議する人々が集結している。(c)AFP