ミャンマーの僧侶による反軍政デモ、最大規模に
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【9月21日 AFP】僧侶らの反軍政デモが続くミャンマー最大の都市ヤンゴン(Yangon)で21日、僧侶1500人を含む約3000人がデモ行進を行った。
赤い僧衣をまとった素足の僧侶が豪雨で浸水した道路を、市内東部のシュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)まで行進した。シュエダゴン・パゴダは国内で最も重要とされる仏塔。この時点での僧侶の数は約500人ほどだったという。
僧侶らはパゴダで20分ほどお経を唱えた後、市内中心部に向かったが、この時までに僧侶の数は1500人に増え、さらに市民ら1500人が行進に加わった。デモ隊の先頭では女性100人ほどが「人間の鎖」となって僧侶らを守るように行進した。
行進は市庁舎前で停止し、「平和と安全が満ちあふれ、人民が傷つけられることのない社会となるように」と唱えた。
市庁舎内には職員らの姿も見られたが、周囲に治安要員などが配備されている気配はなかったという。
この後、僧侶らは前日のデモと同じ経路をたどって市中心部にあるスーレ・パゴダ(Sule Pagoda)に向かった。
デモ行進に先立ち、同日早朝、市内北部では200人あまりの僧侶が抗議活動として読経する姿が見られたという。
僧侶による反軍政デモは、今週に入ってから連日続いている。燃料価格の引き上げを機に前月始まった反政府デモに、国民の尊敬を集める僧侶が加わったことで、事態は予断を許さない状況になっている。(c)AFP
赤い僧衣をまとった素足の僧侶が豪雨で浸水した道路を、市内東部のシュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)まで行進した。シュエダゴン・パゴダは国内で最も重要とされる仏塔。この時点での僧侶の数は約500人ほどだったという。
僧侶らはパゴダで20分ほどお経を唱えた後、市内中心部に向かったが、この時までに僧侶の数は1500人に増え、さらに市民ら1500人が行進に加わった。デモ隊の先頭では女性100人ほどが「人間の鎖」となって僧侶らを守るように行進した。
行進は市庁舎前で停止し、「平和と安全が満ちあふれ、人民が傷つけられることのない社会となるように」と唱えた。
市庁舎内には職員らの姿も見られたが、周囲に治安要員などが配備されている気配はなかったという。
この後、僧侶らは前日のデモと同じ経路をたどって市中心部にあるスーレ・パゴダ(Sule Pagoda)に向かった。
デモ行進に先立ち、同日早朝、市内北部では200人あまりの僧侶が抗議活動として読経する姿が見られたという。
僧侶による反軍政デモは、今週に入ってから連日続いている。燃料価格の引き上げを機に前月始まった反政府デモに、国民の尊敬を集める僧侶が加わったことで、事態は予断を許さない状況になっている。(c)AFP