【7月17日 AFP】これまでに死者9人を出した16日午前の新潟県中越沖地震の被災地では、発生から丸1日がたった17日、警官や消防隊員1000人以上を動員して行方不明者の捜索活動が続けられている。

 捜索活動は16日、雨の中を夜通し行われた。被害が最も大きい新潟県柏崎市の災害対策本部の佐藤氏は、「倒壊家屋の中にまだ取り残されている人がいる可能性がある。行方不明者の報告もあり、一刻もおろそかにできない」と語った。
 
 警察によると、この地震による死亡者はこれまでに9人(女性6人、男性3人)、負傷者は979人にのぼっている。

 余震がこれまでに100回近くにのぼる中、約1万人が学校などの避難所で不安な夜を過ごした。(c)AFP/Kyoko Hasegawa