【7月16日 AFP】これまで数回延期されてきたソマリアの国民和解会議(National Reconciliation Conference)が15日、首都モガディシオ(Mogadishu)で開幕したが、会場付近に迫撃砲7発が着弾したため、19日に延期されることとなった。

 迫撃砲は、ソマリア暫定政府のアブドラヒ・ユスフ(Abdullahi Yusuf Ahmed)大統領が開会の演説をしている最中に、会場から500メートルの地点に着弾した。同大統領は演説を続行し、「武装勢力がたとえ原子爆弾を落としてもわれわれは動じない。武力による支配はもう通用しない」と述べた。

 警察および目撃者によると、この会場のそばに2発、付近の住宅街に5発が着弾。住宅街にいた男児を含む3人が負傷したという。

 同会議には招待された1325人中約800人が参加していたという。(c)AFP/Ali Musa Abdi