【6月30日 AFP】北部の都市ブアケ(Bouake)の空港で29日、ギヨーム・ソロ(Guillaume Soro)首相暗殺未遂事件が発生、銃撃戦へと発展した。

 着陸中のソロ首相搭乗の飛行機を狙ったロケット砲撃では3発が着弾、少なくとも4人が死亡したが首相自身は無事だった。首相側近が伝えた。ブアケは2002年の内戦以来、ソロ首相が属する反政府勢力「新勢力(New ForcesFN)」が支配を確立している。

 ソロ首相はローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)大統領との和平協定調印後2007年4月、首相に任命された。しかし新聞報道によれば、反政府勢力の一部は彼を裏切り者だと見ているという。

 ソロ首相は同地域における法秩序の回復をめざす式典に出席するため、高官らとともにブアケを訪問。同式典は和平プロセスの重要な一歩とみられていた。(c)AFP