【ワシントンDC/米国 30日 AFP】06-07NBA、東カンファレンス・プレーオフ1回戦、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)vsワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)、第4戦。キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、ゲームハイの31得点を挙げる活躍でチームを勝利へ導いた。試合はキャバリアーズが97-90でウィザーズを降し、4連勝で東カンファレンス準決勝進出を決めた。

 キャバリアーズはウィザーズに66-67とリードされて迎えた第4Qで逆転に成功するも、3連敗でもう後がないウィザーズの反撃を受けて試合終了残り1分とした場面で1点差に詰め寄られたが、この試合でダブルダブルを記録したレブロン・ジェームズ、ジドルナス・イルガウスカス(Zydrunas Ilgauskas)の活躍で再びウィザーズを突き放し、36年間のチーム史上では初となるスウィープでカンファレンス準決勝進出を果たした。

 一方、チームの主力であるギルバート・アリーナス(Gilbert Arenas)、カロン・バトラー(Caron Butler)を欠きカンファレンス準決勝進出が厳しい状況に追い込まれていたウィザーズは、プレーオフが現行の1回戦7試合制になってからは3連敗から4連勝で逆転したチームは存在せず、プレーオフ開幕3連敗を喫した時点ですでに1回戦敗退は決まっていたのかもしれない。

 キャバリアーズは東カンファレンス準決勝でニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets)とトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)の勝者と対戦する

 写真は、シュートを決めて小さくガッツポーズを見せるジェームス。(c)AFP/Getty Images Streeter Lecka