【マドリード/スペイン 21日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部・第31節、レアル・マドリード（Real Madrid）vsバレンシア（Valencia）。試合はレアル・マドリードが2-1で勝利し、勝ち点を57とした。

　「タイトルレースに残るため、バレンシアを必ず打ち負かさなくてならない。」と選手たちが意気込んでいたレアル・マドリードは、その言葉通りに2-1でバレンシアから勝利を収めて、勝ち点を57に伸ばし暫定ながらリーグ2位につけた。

　首位のバルセロナ（Barcelona）や3位のセビージャ（Sevilla）は翌22日に試合をまだ残しているものの、21日現在でレアル・マドリードは、3位のセビージャ（Sevilla）に勝点で2点を上回り、首位のバルセロナ（Barcelona）と勝点で2点差に迫った。

　レアル・マドリードは、前半18分にルート・ファン・ニステルローイ（Ruud Van Nistelrooy）が、ミゲル・トーレス（Miguel Torres）からのパスに右足ボレーでシュートを放ち、先制点を獲得した。しかしながら、バレンシアのフェルナンド・モリエンテス（Fernando Morientes）が後半7分にホアキン・サンチェス（Joaquin Sanchez）のクロスをゴールに流し込み、レアル・マドリードは試合を1-1の同点とされた。

　だが「バレンシアを下してタイトルレースに残る」という固い決心を持ったレアル・マドリードは、後半27分にデビッド・ベッカム（David Beckham）のフリーキックに、セルヒオ・ラモス（Sergio Ramos）が頭で合わせて、2-1と勝ち越した。

　その後、バレンシアのアシエル・デル・オルノ（Asier del Horno）とダビド・ビジャ（David Villa）がゴールを狙うが、レアル・マドリードのGKイケル・カシージャス（Iker Casillas）が好セーブをみせてゴールを守り抜いた。

　写真は、ゴールを決めて歓喜するセルヒオ・ラモス。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES