【ディリ/東ティモール 10日 AFP】2002年に独立して以来初の大統領選挙が実施され、投票が平和裏に終了した東ティモールで9日、開票作業が開始された。投票所には多くの人々が長い列を作り、同国を悩ます暴力の連鎖の終息を願った。

 厳重な警備が敷かれ、選挙結果の信頼性に懸念が広がる中行われた今回の選挙では、かつて独立運動のゲリラ戦を率いた、シャナナ・グスマン(Xanana Gusmao)大統領の後継者となる人物を選出すべく、人口約100万人の内半数以上が有権者として登録した。

 写真はディリ(Dili)で9日、群衆の見守る中、開票作業を行う職員たち。(c)AFP/MARIO JONNY DOS SANTOS