【マナグア/ニカラグア 15日 AFP】中南米の反米諸国を歴訪しているイランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は14日、ニカラグアを訪問した。かつての反米の旗手であるダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領と会談したアフマディネジャド大統領は、「あらゆる望みの達成に向け、両国は手を携えて協力していく」と両国の同盟関係を強調した。

 アフマディネジャド大統領は、13日にはベネズエラを訪問。ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領批判の急先鋒に立っているウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領と会談し、油田開発などを含む11の合意文書に調印した。互いに「兄弟」と呼び合うなど、両国関係をアピールした。

 写真は14日、首都マナグア(Managua)で支持者に手を振るアフマディネジャド(左)、オルテガ両大統領。(c)AFP/Miguel ALVAREZ