【キスマユ/ソマリア 7日 AFP】エチオピアの支援を受けた暫定政府軍は7日、ソマリア南部に潜伏していた反政府勢力「イスラム法廷連合」(Union of Islamic Courts、UIC)の残党をこの地域から一掃したことを明らかにした。

 暫定政府軍のAbdulsak Afgadud司令官は同日、UICが同国南部で最後の拠点としていた都市キスマユ(Kismayo)でAFPの取材に対し、「暫定政府軍はRas KamboniをはじめとするUICが過去4日間に拠点としていた地域の支配権を完全に掌握した。エチオピアの支援により、UICの残党を南部国境地域で完全に制圧することができた。」と語った。

 写真は1日、戦闘で荒廃した首都モガディシュの道路を通行する車両。(c)AFP/Peter Delarue