【マスカット/オマーン 28日 AFP】ジャーナリストで人権活動家のTaiba al-Mawali氏が25日、首都マスカット(Muscat)でAFPの取材に答えた。熱心なイスラム教徒でもあるMawali氏は、顔以外は頭からつま先まで黒い衣装をまとってインタビューに現れ、オマーン政府に対する批判すべてが「異端」と解釈される同国内にあって、自分の考えを述べることに一切恐れを感じない、と述べた。42歳の同氏は、すでにこうした自分の信条に高い犠牲を払っており、昨年は政府が「違法な地下組織を形成して、武力による政府転覆を企んだ」として起訴したイスラム教徒31人の裁判を批判し、彼女自身が6か月間投獄された。写真は25日、AFPとの会見に臨んだMawali氏。(c)AFP/MOHAMMED MAHJOUB